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敵の艦隊陣型は円のようになっている。駆逐艦が囲み、次に巡洋艦、中心に軽空母がいた。
その軽空母をアンダースン中尉は狙った。
現在、駆逐艦を含めた全ての艦は上空を乱舞する味方機を狙い、対空砲を盛んに撃っていた。
逆に低空を飛ぶ、アンダースン中尉らの隼には誰も気が付いてないようだ。
《サクヤ軍曹!》
《はい、なんでしょうか?》
《あの空母を狙う。これ以上は敵機を増やす訳にはいかないからな!》
《了解、爆弾はありませんが、機銃弾を喰らわしてやりましょう!》
《巡洋艦を抜けたら上昇。
一気に空母の甲板に機銃掃射する。》
《はっ、了解しました!!》
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