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アンダースン中尉とサクヤ軍曹の隼はいつものように海上を飛び続けていた。
《あーあ、まったく…
どっかの国のせいで基地が警戒体制だよ…》
《隊長…
無線で愚痴らないで下さい。》
《まぁ、いいじゃないか。早く帰って基地の…》
《隊長!二時、編隊がいます!!》
サクヤ軍曹の報告にアンダースン中尉は真面目になり、
《機種は解るか?》
《いえ…
遠目なので機種は不明。
十機前後の編隊が二つ…》
《とりあえず、基地に連絡する。ウエワク基地、こちらアンダースン中尉!
正体不明の編隊を発見。友軍機か?》
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