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「喰らえっ!!」
アンダースン中尉の隼が機銃を撃ちながら軽空母の甲板上を通過する。
サクヤ軍曹の隼も後に続き、機銃を撃ちまくる。
整備兵や待機していた搭乗員が機体から離れ、艦内や機銃座に飛び込んだ。
次々に発進を待っていたワイルドキャットに機銃弾が命中し、穴だらけになって炎上する。
さらに機体から燃料が燃えながら流れていき、
すぐに周りの戦闘機や甲板に着火、辺り一面が炎に包まれ、軽空母は炎上し続けた。
《やったァ!
これなら当分は発進出来ないですね!》
《おう、サクヤ軍曹!
長居は無用だ、引き上げるぞ!》
《了解!》
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