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《こちらアンダースン中尉、
着陸許可を求む。》
《こちらサクヤ軍曹、
同じく着陸許可を下さい。》
アンダースン中尉らの隼はウエワク基地に帰ってきた。
すでに第一陣の戦闘機隊は整備兵達により、格納庫や土嚢で囲んだ駐機場に誘導され、整備や点検を受けている。
《こちらウエワク基地管制官、
アンダースン中尉とサクヤ軍曹の着陸を許可します。お疲れ様。》
《よし、着陸許可がおりた。
サクヤ軍曹、先に降りろ。》
《了解、お先に失礼します。》
サクヤ軍曹の隼が脚を出し、速度を落とす。ゆっくりと高度を下げ、滑走路に進入する。
着陸。
機体に強い振動、サクヤ軍曹がブレーキをかけて機体を止める。
滑走路の半ばでサクヤ軍曹の隼が停止した。そして誘導の指示に従い、機体を駐機場に停める。
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