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「大破炎上ねぇ…」
アンダースン中尉が首をかしげる。
アンダースン中尉とサクヤ軍曹がやった事は軽空母の甲板上の戦闘機を撃破炎上させただけだ。
まあ…
甲板上で派手に燃えれば、空母に大損害を与えたようにも見えなくはないが…
「空母は大破していない、甲板上の艦載機を燃やしただけだ。
それに俺だけではないぞ。サクヤ軍曹も攻撃してたしな。」
なっ、とサクヤ軍曹に目配せすると、
「はい。」
サクヤ軍曹が頷きながら鶏のササミを摘む。
「それに…」
アンダースン中尉が話を続けようとしたが、そこで警報が基地内に響き渡る。
「「!!!」」
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