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滑走路では、警戒待機中の戦闘機隊がすぐに飛び立っていった。
「戦爆連合か…厄介だな…」
飛行帽を被り直しながらアンダースン中尉が呟く。
「アンダースン中尉!」
気が付くと整備兵が機体の脇に乗ってアンダースン中尉に大声で話かけている。
「すまん、どうした?」
「アンダースン中尉他、三機の燃料、弾薬の補給を完了です!」
「わかった、有り難う!」
整備兵が敬礼、素早く機体から降りる。
《こちらアンダースン中尉、
小隊全機、発進準備完了!
早く、離陸許可をくれ!!》
《こちらウエワク基地管制官、
アンダースン中尉、現在は二つの戦闘機隊が発進中だ。
予備の滑走路が空いている。予備の滑走路の使用を許可する。》
《了解!》
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