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すぐに無線を切り替え、後ろを飛ぶサクヤ軍曹の隼に話かける。
《サクヤ軍曹、聞いていたか？》
《はい、バッチリと！》
《よし、腹ァくくれ！
味方が来るまで無謀な戦いを仕掛ける｡行くぞ！増槽外せ!!》
《了解っ！》
増槽を外した二機の隼は、一気に速度を上げながら上昇する。
機種不明の編隊の高度は3000ﾒｰﾄﾙ、こちらは4000ﾒｰﾄﾙまで上昇し、一気に襲う予定だ。
向こうはこちらに気付いていないのか編隊が乱れたり、回避運動を取ろうとしない。
ここで二機の隼は翼を翻し、急降下しながら狙いをつけた機体に銃撃をかけた。
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