ウエワク基地防空戦

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  今回は敵側視点で… 第三爆撃中隊、 エフゾーネ大尉視点… 《くそっ、 第ニ中隊がやられた!》 目の前を飛ぶ第ニ中隊のリベレーターが次々と撃墜させていく。 《各隊は機体の距離を詰め、互いに防御せよ! 互いの機銃で敵を撃墜せよ!》 爆撃隊を率いる部隊長は、ヒステリックに同じ事しか言わない。 「使えねェ…」 エフゾーネ大尉が部隊長の乗るリベレーターを睨み、作戦前に部隊長が言っていた事を思い出す… (何が… 敗残兵の集まっている基地に、爆撃するだけの簡単な任務だよ…) 部隊長は敵基地には未熟な搭乗員しか居らず、機体の防御用機銃で撃墜できると言っていた。 仲間の中には「ターキー(七面鳥)撃ち」や「ターキー狩り」と敵機を馬鹿にしていた者もいた。
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