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それは、転換期だったのだろう。
敵爆撃機の撃墜に、敵の護衛戦闘機は一斉に離脱していく。
もう一機の爆撃機は、海軍の戦闘機部隊の集中攻撃にあっけなく落ちていった。
その様子にアンダースン中尉は安心したように一息つき、無線で報告する。
《こちらアンダースン中尉、
目標の原子爆弾搭載機を撃墜!帰投する!!》
《こちらサクヤ軍曹、
了解、帰投します!》
《こちらフランカ上等兵、
はい、了解しました。》
そしてアンダースン中尉達はアーチャー少佐達と別れ、機首をウエワク基地に向けて帰投した。
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