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ここはナッソウ湾岸の監視用コンクリート陣地。
一人の兵士が双眼鏡を覗いて警戒している。
「なにか見えるか?」
「あぁ…
ネグリジェ姿のウチの嫁さん。」
「はい、異常なしっと…」
サラリと流すもう一人の兵士。
「酷いな…美人なのに…」
「お前のノロケ話しは飽きたよ。」
呆れ顔で答えるもう一人の兵士。
「まったく…
お前には警戒心は無いのか?」
「大丈夫だよ、
つい先日に航空隊が上陸部隊を壊滅させたんだ、すぐには来ないさ。」
そして再び双眼鏡を覗いた。
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