*真夜中*

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P.M.2:15 着信:瑞希。 光輝のケータイが光った。 真夜中に着信があるのは、珍しい事ではなかった。 電話に出ても、瑞希の啜り泣く声だけ。『今から行く。』と光輝は伝えて、棚の上にあるバッグを持ち、瑞希のアパートに向かった。 バッグの中身は、消毒とガーゼと包帯。 あと瑞希の安定剤と睡眠薬…。
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