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「今日も有り難うね純君。忙しいのに来てもらってゴメンナサイね」 「はは、ほんとミカさんはよく謝るよね、気にしなくていいよ!」 「ふふ…ほんとね(笑)何だかホッとしちゃう。孝さん…お父さんと純君が良く似てるからかしら…私も安心してしまうのよね、1人だと押しつぶされそう…」 「いつでも呼び出してくれたらいいよ!ミカさんの話し相手にもなるし、親父も喜ぶだろうしさ」 「純君(泣)お父さんね…もうダメみたい…」 「そんなに悪いの?今日だって顔色良いみたいだったよ?」 「主治医に言われたの…最期に好きなことさせて上げて下さいって…見放されちゃった」 無理して笑っている彼女を見たら 思わず抱き締めていた
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