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―桜井視点―
中沢達がペットボトルを
抱えながら戻ってきた
なんとなくホッとする
「オレンジジュースと
サイダーどっちがいい~?」
「おれオレンジジュースー」
ふと.高原の方を見た
考え事をしてるのか.
どこかを見つめている
…ほんと背高いなー…
少しうらやましく思う
おれの前に
オレンジジュースをついだ
コップが置かれる
すると.泉谷が
おれの隣に座った
「どう?高原」
意味ありげな笑い方を
される
「どうって……」
「カッコイイだろ??」
「…ん……まぁ…」
なぜか照れる
なるべく泉谷と顔を
合わせないように話す
中沢と高原が
何か話している
「…あいつ彼女いないから♪」
「はっ!!?なんで
そんなことっ……」
心読まれた!?
内心焦るおれ
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