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「だれだれ!?」
泉谷がオレの携帯を
覗く
「あーちょっと待て」
オレは携帯を開いた
「…残念でした♪」
「誰だよ!?桜井じゃないの!?」
「うん.君の愛しの
中沢君だよ」
「なんてきた!?」
「どれどれ……」
オレは携帯の画面に
視線を落とす
「"冬休み泊まるとき.
受験勉強するから"
…だって」
「勉強お~!?」
泉谷がすっごく
嫌そうな顔をする
「中沢頭いいんだろ?
教えてもらえよ」
「そーだけど~…」
一瞬.泉谷の顔が
曇ったかと思ったら
すぐに晴れた
「ま.中沢に教えて
貰うならいいや♥」
……単純………💧
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