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「やぁ、ボクはクリーム。キミは?」
「あたしはアイミ」
軽いトーンの英語で話しかける彼に、あたしも英語で答えた。
簡単な英語しか話せないけど、さっき彼にたかっていた女の子達よりはマシなのが彼の表情から分かる。
「さっきの女の子達はどうしたの?」
皮肉混じりに問いかけたあたしに、クリームは肩をすくめた。
「見てたでしょ? ボクが困ってたの。興味を持たれるのは嬉しいけど、あの子達はちょっと苦手だな」
確かに、あたしも空気が読めない女の子達は好きじゃないな。
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