第4話『再開』

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「す、すみませんでした!!」 内田だった。 「・・・え」 「いろいろあって屋上にこれなくて・・・」 今まで屋上にこれなかったことを俺に謝っていた・・・。 「・・・何で急にそのことを謝る?」 「えっと・・・。これなかったからです」 何か・・・俺が無理やりこさせたかのような気持ちになってきた・・・。 「いや・・・別にいいんだけどさ・・・」 「これからは・・・ちゃんと屋上にきます」 「あ・・・あぁ・・・・」 だめだ。もうどう見ても俺が無理やりこさせてる感じになってるよな。 「それは別にいいんだけどさ・・・。勉強はどうするんだよ。学年テストの順位5位だろ?俺はまぁ・・・不良だからともかく」 「・・・あれ?言ってませんでしたっけ?大丈夫です。私は、『授業免除』ですから」 「・・・・は!?」 コイツ・・・今、『授業免除』って言ったよな!? 「内申いくつだ!?」 「オール5です」 「この高校生活三年間の授業は!?」 「すべて習いました」 まるで普通に俺の質問い答えていく・・・・。 「・・・授業免除?」 「はい」 「・・・・・・」 ・・・こんな近くにいるもんなんだな。てか、おい待てよ。授業免除の内田が学年で5位?ならその上は何なんだ!? 「な・・・なぁ、前のテストの全教科の点数ってわかるか?」 「えっと・・・確か、全教科のテストは100点でしたよ?」 「オールかよ!?」 なら内田が5位っていうのは1位に相当する・・・。名前か。名前の順番か・・・・・。 「そうか・・・ならいいな」 「はい!!」 「んじゃ、改めてよろしくな」 「あ、はい!!よろしくお願いします!!」
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