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目を開けると、目の前は真っ暗だった。いや、これ真っ暗じゃなくて、顔が何かに包まれてるんだ。
気付くと顔だけじゃなく、俺の体全体を包んでいる。そして自分が横たわっていることも分かった。
え?なんだこれ?なんでおれ―――
体を起こすと、明るい光が飛び込んできた。そこは自分の部屋だった。
あぁ、俺寝てたんだ。てか今日入学式じゃん。今なんじ・・・・
壁にかかっている時計は、申し訳なさそうに時刻を表示していた。まるで「すいません…遅刻しますよ?……」と言っているかの様に。
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