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その食堂は
かなり繁盛してるらしく、お客がひっきりなしに出入りしてる
手伝いますか?
とは言ったものの少し後悔してきた💧
―「さて、と」
死ぬほど働いて
ようやく一息付く事が出来た
おばちゃんは
私を椅子に腰掛ける様に言ってから、飲み物を出した
「あんた、何者だい?
何故、店を手伝ってくれたんだい」
…あぁーと
何て説明しよう…
「あの…
私は冒険に出なきゃならなくて…そのためには強い仲間がいるらしくて…」
「その強い仲間を手に入れる為にお金がいるんです…」
「…ふぅん
まぁ、店を手伝ってくれるなら助かるし」
「それ以上は聞かないけどさ」
「家出したりしてる訳じゃ無いよね?」
『あ、はい
違います…』
私は強制的にここに来た訳で…
家に帰れないけど
家出じゃないもんね
「じゃ
あんたを雇うよ」
『ホントですか⁉
ありがとうございます』
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