48人が本棚に入れています
本棚に追加
/179ページ
色々な不安を抱えながら
私達は旅立った
「これから
何処に行くんだ?」
ルナが聞く
「そうですね
とりあえず、隣の村まで行きましょうか」
「あ~ぁ
かったるい」
………
「勇者様」
………
「勇者様?」
ポンポンと肩を叩かれ
私はハッとした
『ゆ、勇者様!?
あ、あたし!?』
『…そっか
私、勇者なんだっけ』
私が慌てると
ゼルダさんは目を細めて私を見た
………💦💦
優しい笑顔…
ドキッとする
『勇者さま
疲れたら言って下さいね』
ゼルダさんの言葉に
「あ~ぁ
何で甘やかすかなぁ
ゼルダ」
ルナの言葉
「この方が
勇者様だからですよ」
「勇者だからって何!?
てか証拠は?こいつが勇者だって証拠は?」
……子供かっ
「今にわかりますよ
ルナ」
………
今にわかるって…
どういう事!?
最初のコメントを投稿しよう!