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『いやぁぁぁ💦💦
気持ち悪い💦💦💦』
『早く助けてぇッ💦💦』
悲鳴に近い声を上げると
ゼルダさんが目を開けた
「ΡκλЯйкё!!!!!」
訳のわからない
聞き取りずらい言葉をゼルダさんが言った
─!?
一瞬
私の体にまとわりついていた何かが消え去った
………
す、凄い
何があったの!?
今?
「あ~ぁ
面白かったのによ」
ルナが
つまらなそうに言う
『面白くなんか無いから!!』
体、ベトベトだよ💧💧
「それに
成仏させたら宝石も手に入らないでしょ」
…成仏?
「そうですね」
ゼルダさんは
優しい顔に戻ってルナに答えた
「でも
無益な殺生をする事も無いでしょう?」
「…無益な殺生ねぇ…」
ルナとカインさんが
顔を見合せ肩を上げた
「大丈夫ですか?
勇者様」
『あ…
あぁ…はい大丈夫です』
『でも…』
「でも?
どうしました?」
『…服が
ベチャベチャで気持ち悪いかも…』
「…本当ですね
とりあえず、次の町まで我慢して下さい」
言ってタオルみたいなので私の服を拭いてくれた
…買ったばかりなのに…
何か匂いそうだよ💧💧
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