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「…では
ゆっくりお休み下さい」
言って
ゼルダは頭を下げた
『………』
『ゼルダさん…』
「…はい
どうしました?」
『…ごめんなさい💧』
私が言うと
少し驚いた顔をしたが、直ぐに優しい笑顔になった
「お気になさらないで下さい」
そして
私の布団を掛けなおしてくれた
「では」
『………』
コツコツと
足音が響いて、ゼルダさんは部屋を出て行った
…あぁ
自己嫌悪
調子に乗るんじゃ無かった…
─「あ、ゼルダ
勇者は?」
ルナの声が聞こえてきた
まだ部屋の外にいるみたい…
「まだ休んでてもらいます
出発する時は呼びますよ」
ゼルダさんの声
「えッ!?
あいつ3日も寝てたのにまだ寝るの!?」
えッ…?
3日?3日って言った?
私、3日も寝てたの!?
嘘でしょ?
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