*ドラゴン*

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─ドキドキドキドキ 心臓が鳴ってる… 繋いだ手が 温かくて私は少し安心する …でも、待てよ? 今、この状態で モンスターに襲われたら? 松明が無いと 一寸先も見えないのに かなり不利だよね? わぁ💦💦 また私ったら 無謀な事を… 『か、カインさん』 「ん?」 カインさんが 振り向いた 『あ、あの… やっぱ帰ろ?』 「なぜ?」 『だって 私達、ろくに準備もしてないじゃない?』 『今、モンスターが現れたら…』 「………」 「俺じゃ頼りにならないと?」 『い、いや そんな💦💦違うよ』 「確かに俺は 魔法戦士だ」 「だけどな 実力はある」 『や💦💦 だから違うってば』 『暗闇だし かなり不利でしょ?』 「…大丈夫だ 心配するな」 「それに夜は モンスターも寝てるんじゃね?」 『そうなの?』 「さぁな(笑)」  
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