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―絶対無理だって言ったのに……
私はゼルダさんの所からシルバーさんの所に行って、城下町に来てるトコ
あ、シルバーさんって、アレフガルドの王様だったんだ
無理矢理あいさつに行かされ、武器と防具を持たされお金を渡され勇者として旅出された
………異世界で
たった1人よ?
これから、どうすればいいの?
どうやったら帰れるのよ
………
―「どうしたんですか」
わ💦💦
出た、ゼルダさん💦💦
優しい笑顔で私を見る
『あ、あの…
これからどうしたらいいかと思って…』
「おやおや…
勇者様にはこの世界を守る役目があるはずです」
『はぁ…』
「とりあえず、そこのルイーダの酒場で仲間を雇った方がいいかな」
『仲間?
雇えるんだ』
「…はい」
うーん…
行ってみようかな
―ルイーダの店
私はその小さな店に入った
ドアを開けると正面がカウンターで色っぽいお姉さんがタバコをふかしてた
右を見ると
そこは酒場で飲んだくれが沢山いた
「いらっしゃい」
「お嬢ちゃん
何か用?」
お、お嬢ちゃんって…
『はぁ…、あの仲間を…』
「仲間?
じゃー選んでよ」
言うとルイーダさんは
くいっと顎で右側を示した
『…そっちは、酒場ですが……』
「そうよ
酒場にいるのが、いま貸し出せる人よ」
…酒飲んでますけど
役立つの?
「好きに話し掛けて
気に入った人がいたら、私に言ってね」
そう言うと
ルイーダさんは再び煙草をふかした
……好きにってもなぁ
私は一応、
酒場を歩いてみた
既にかなり酔ってるあらくれが沢山いる…
魔法使いとかいないかな…
それか頼りになる戦士…
「よぉ、ねぇちゃん」
ヒィッ💦💦
1人の酔っぱらいに
腕を捕まれた
「可愛いじゃんか
ホレ、酌してくれよぉ」
ちょっ💦💦
酒臭い💦💦
「いいじゃねぇか
それとも、おぢさんといい事するかい?」
─は!?
『や💦💦
酒臭い』
『離してぇぇ』
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