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─「はぁ…
何なんだよ、あのドラゴン💧💧」
カインさんが言った
私はあのあと
長々と説教されまくった
一度、説教が終わると
再び繰り返す、酔っ払い親父みたいな説教の仕方で…
はぁ…
終わって良かった
もう、私の足は
痺れを通り越して、感覚が無くなっていた
『…ごめんね💧
もう我儘言わないから…』
「そうしてくれ」
あはは
「…どうでもいいけど
松明の炎が消えてしまったから…
さっき言った通り野宿だ」
『えぇッ!?』
………
こんな
真っ暗な所で?
さっきのドラゴンの
洞窟に戻れば明るいけど、また説教されそうで戻る気にならない…
「…それとも
この暗闇を歩いて帰るか?」
『…そんなの
無理だよ…』
「だよな」
カインさんの声が
下の方から聞えて、カインさんが座った事がわかる
「ほら…
来いよ」
『へ!?
来いって何処に!?』
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