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…し、死んで無いよね
いくら何でも
ここまでしなくてもいいでしょ💧
私を助けてくれたわけだけど、素直に感謝出来ないよ💧💧
………
―さてと…
これからどうしよう
どうやら
私は勇者らしいけどモンスターなんかと戦えないし
ラスボスなんか相手にしたら一体何回死ななきゃならないの?
う〰
何で私!?何で私なのぉぉっ💦💦
ラスボス倒さないと
元の世界には帰れ無いし…
…とりあえず
働こう
お金貯めて
あの素敵な人を雇おう
あんな素敵な人と
一緒に旅出来たらモンスターも怖くない
んで
あの人と恋に落ちたりして…
ムフフ
―はっ
気付くと目の前に
さっきルイーダの店にいた、ルナと呼ばれてた男が立っていた
『………』
「だらしねぇ顔」
ムッ💢
何よ
ムカつく男
私はルナの横を通り
向こう側へ出た
「待てよ
何処行くつもり?」
余計なお世話
「そっち…
モンスター出るけど」
うそっ💦💦
『嘘でしょ!?
町中にモンスターがいるわけないでしょ!!』
「…誰が決めたんだよ?
んな事」
「モンスターは
その辺ウロウロしてんだから、何処にだっているだろ」
……そう言われれば
その通りかも…
私の場合
ゲームの世界で考えてるからなぁ…
ゲームの世界なら
イベントでも無い限り町中にモンスターが現れる事なんて無いもんね
……ちょっと待ってよ
じゃ
何処に行ったら安全なの?
「あ!!
後ろにモンスター」
『きゃぁぁぁッ💦💦💦』
思わず
私は後ろを振り向き弾みで尻餅をついた
「プッ…」
ルナが笑う
『だ、騙したねッ!!』
「どけ」
怒ってる私を
乱暴にどかし、ルナは背中の剣を抜いた
―!?
振り向くと
気持ち悪いカエルの…いや山椒魚の化け物みたいのが3体いた
『きゃぁぁぁぁぁッ!!』
「…うるせぇな
いちいち騒ぐな」
『だ、だってぇぇ💦💦』
モンスターよ!?
モンスターなんだよ!?
何故冷静にしてられるか
わかんないッ!!
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