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「またまた~!ユウちゃんは私にとぼけちゃダメ~!昨日の飲み会で、レナちゃんに告ってたでしょ~?」
「何でそれを!?」
「私見てたし~。にやにや!」
「見られてたか!これはお恥かしいね~」
「近くにこんなに可愛い女の子がいるのに、他の女の子に告るなんて、ユウくんひどいよね~」
「近くって?少なくとも、半径1メートル以内には、可愛い女の子は見当たらないね~」
「ひっどい!あはははは!!このフシアナめ!泣いちゃうから!!本気で泣いちゃうから!!」
「女の子を泣かせるのは、俺っちの趣味じゃないね~。女の子は笑ってるところが一番可愛いし?だから、どうか元気を出して、マドモアゼル!」
「あっははは!誰がマドモアゼルだ……ってまあ、冗談はさておき……」
「うん。?」
「……レナちゃんってさぁ」
「うん」
「……いい子だよね」
「……そうだね~。優しいしね」
「だから……悲しませたりしたら、私が許さないんだからね!」
「もちろんもちろん!……って、まだ付き合ってもらえるかどうか、分かんないけどね」
「そんときは、まあ……うん……」
「そんときは?」
「……わ……私と付き合えばいいし!あはははっ……な……な~んて!」
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