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教室に着くと
早速仲良くなってるグループや、本を読んでる人、席を探してる人など、いろんな人がいた。
大体の人が見覚えがある
一人の男の子が
「あっれーおっかしいな、おれの席、どこだ?」
と、自分の席を探している
高校時代までの親友、
鴨下海人(かもした かいと)
だった
「あのこ、つくえにちゃんと名前かいてあるのにわからないんだってー」
優奈がクスクスと笑う
すると海人が反応して
「ちょっとおまえーなにわらってるんだよー」
と、優菜を指差す
俊は人には指差しちゃだめなんだぞ☆と言いたくなったが、他の方法でからかう事にした
「あれ?久しぶりじゃん!海人」
俺は初対面のはずの海人にふざけてこう言った
「え?だれ?」
「俺だよ、この前の・・・」
すると、話が変な方向に進み始める
「あ!!もしかしてこのまえアメくれたおじさんのこども?!」
あれ?
「あぁ、あれ?うんそうだよ」
盛り上がってると横で優奈が不満そうな顔をしている
「ちょっとぉーなに二人だけではなしすすめてるのよー」
「ん?だれ?」
海人が優奈に名前を聞くと
「わたしゆうなっていうの、かんじがむずかしいってよくいわれるわ」
と答えた、確かに漢字難しいかもな…
「おれかいと、と って字ならかけるぞ!ところで、おまえ、なまえは?」
海人が俺に話を振ってくる
「俺は俊、よろしくな」
その後、丁度よく先生が来る
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