衝撃の入学式

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しかも歌詞が異様に難しい っていうかあれ目が悪い人は見えないと思うんだが… 「ちょっと、みえないじゃない!」 声がしたほうを見ると、また高校まで一緒の岸岡 詩織 がいた 一見おとなしそうだが、常にクラスをまとめる、リーダー的な存在である 俺はさりげなく詩織に話しかけた 「あの歌詞、見えても読めないぞ・・・?」 すると、自然に詩織が答えてくる 「んーーーそうだ、ちょっときみ、あのかしあたしに読んでよ!」 無茶振りに俺は反論する 「無茶言うなよ!」 「うぅーそうだ、きみ、なまえは?」 詩織は頭を抱えつつ、俺の名前を聞いてきた 「しゅん…だけど」 「しゅんね、あたしは しおり、4組よ」 やっぱり同じクラスだったか… 「俺も4組だぞ」 「じゃあちょうどいいわ、きみ、あたしのこぶんにしてあげる!」 …なんでだよ?! 「いや、遠慮しておく…」 「きょひけんはないわ!」 地味に難しい言葉知ってるし…
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