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詩織は怒った表情で
「あたし、先生にもんくいってくる!」
と、列の真ん中で小声でしゃべってる男子を突き飛ばしながら先生がいるほうに行ってしまった
突き飛ばされた男子は
「うわー」
と、かっこわるい断末魔を上げ、床に顔面から突っ込んだが、すぐに復活するだろう
数分後
ようやく校歌は10番に辿り着いた
っていうか1番しか覚えてねぇよ・・・
暇なので、近くにいた海人に話しかけることにした
「よ、海人」
「お、だれだっけ」
「俺だよ、俺俺」
「あ、しゅんか!」
なぜ思い出せた…
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