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ようやく、昼になり、今日は午前登校だけで、帰ることになった。
すると帰る方向が一緒な優奈が話しかけてくる
「しゅん、いっしょにかえろう!」
断る理由も無いので、一緒に帰る事にした
「おーけー」
「じゃあ行こう!」
っていうか顔近いよ…
俺らは学校を出て、家に向かう事にした
「小学校ってたのしいんだねー」
優奈が嬉しそうに言ってくるので聞き返す
「どうして?」
「だって、わたしようちえんとか行ってないから、まだともだち一人も出来たことないし、すごくふあんだったの。だから、一日でこんなにともだちができて、すごくよかった!」
へぇ、優奈って前はこんな事も考えていたんだな…と思った
ちょっと軽くからかってみることにした
「なるほど、でも別に俺は優奈の事、友達だと思ってないぞ?」
と、心にもない事を言うと
すると優奈が俺の腕にしがみついてきて
「えーー!ひどーい!」
と言ってくる
「嘘だよ嘘」
「じゃあともだち?」
「もちろんだよ」
すると優奈は笑顔に戻る
「よかったぁー」
っていうか手を離してくれ…
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