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組立作業は
小1にこれをやらせるのか☆
という感じの作業だった
コードが多い。とにかく多い。
優奈が2回くらい転んだ。
そして、5分後、ついに最後のコードを箱につける作業についた
「なんだろうこれ、あたらしいテレビかな?」
詩織が不思議そうに言うが…
テレビ…か?
いや…これは…もしかすると…
「つけおわったよ!」
優奈があくびをする
「で、これ、どうするんだ?」
「ここにでんげんってかいてある」
こころが指差した場所には
↓電源 という紙が張ってあった
この電源ボタン…
そして裏に張ってある
windows95の文字
間違いない、これは
「これは…間違いない、personalcomputer!!」
「なんだそりゃ?!」
海人が聞いてくる
「最近現れた、やりたいことならほとんど出来てしまうという最強のモンスターだ」
「ひぇっ、モンスター?!」
「こ…こわい…!」
冗談なんだけどな…
「なーに、そんなのへっちゃらよ!」
詩織がポチっと電源ボタンを押す
windows95「ウィーン」
「きゃぁあああ!!」
飛び上がる詩織、飛び上がる際にアッパーされる海人
優奈が画面のほうにも電源ボタンがあるのに気づいて、押そうとするが、その手を止める俺
「待て!むやみに押すんじゃない!変なところを押すとこのモンスターは暴走(フリーズ)を起こす!」
俺はPCには詳しいが
PC部ではない。
この物語の核心に迫るネタバレをすると
海人がPC部に入る。
いや、そんなネタバレでもないか
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