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挿話 計画
「どういうことだ! Dr.バイオ!! もうとっくに、あの星を支配できていていい時だろ!!」
「申し訳ありません…。伯爵様…。どうやら、何者かが、閻魔どもを消しているようで…。」
「ふん…。 まぁ、良い。
閻魔と共に、あやつを送る。」
「ま、まさか、あの方を!? 無茶でございます! あの方では、あの星を支配どころか、壊してしまいますぞ!!」
「黙れ! 支配のためなら、多少は壊れても、仕方あるまい…。」
「か、かしこまりました…。」
「ふむ、それでよい。 カイザー、カイザーはおるか?」
「は! こちらに!」
「カイザーよ、閻魔を引き連れ、閻魔を消している者を探しだし、始末せよ!」
「かしこまりました…。」
ーザッ、ザッ、ザッー
「よし、これで、あの星は我輩の物だ!! ハハ、ハッハッハッハッハ! アーハァハッハッハッハ!」
屋敷には、伯爵の笑い声が響いた…。
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