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第三章 同調
KENは、この間の事を亜木と剛に言おうか悩んでいた…。
ー言わないほうが、良いよな…。ー
KENはこれは巻き込んではいけないことだと薄々勘づいていた。
KENが考え事をしていると、亜木と剛が来た。
「どしたの? KEN? 浮かない顔して。」
「なんか、変だぞ?」
「別に、なんでもねぇよ。」
そんな会話をしている間に授業開始のチャイムがなり、生徒が数人どこかへ行ってしまった。
ーまぁ、そういうところだから仕方ないか…。ー
先生が教室に入ってきて、いつものように授業を始めた。
授業開始から30分後、いなくなった筈の生徒が戻ってきたが、なにか、様子がおかしい。
ーなんだ? この感じー
すると、生徒達が、なんと、まっぷたつに割れ、中から、閻魔が現れた…。
「なっ!?」
ーな、なんで生徒に!?ー
教室は大パニックに陥った…。
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