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第四章 危機
「で!? 昨日の化け物はなに!? なんで、KENがビカビカ光ってたのよ!? ねぇ!? なんで!?」
ーうるさいなぁー
昨日からKENは、亜木に質問攻めを受けていた。正確には昨日の帰りからだが…。
「説明するよ。」
KENは全てを話した。化け物が閻魔という名で、自分達の世界を支配しようと、Dr.バイオという人物が作り出した化け物で、自分自身がその征服活動を止めるために選ばれた者だと言うこと、KENの力のこと…。
「ふーん、じゃあ、KENは世界を守るヒーローってことね?」
「ま、そうゆうこと。」
「でもよぉ、KEN坊。」
と、剛が口を挟んできた。
「なんだよ? 剛?」
「その、閻魔ってやつらが、たくさん出てきたらどおすんだよ? さすがに、KEN坊一人じゃどうにもなんねぇだろ?」
「まぁ、おいおい考えるよ。まだ、気付いてない力とかあるかもしんないし。」
そう言ってKEN達が歩いていると、どこからか悲鳴が聞こえてきた…。
「キャァァァ!!」
「今の!」
「公園の方からだ!!」
KEN達は嫌な予感を抱きながら、公園へと急いだ…。
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