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「おい、祐美!お前…何言ったか分かってんのか!?」
土方さんが走って来た。
「あ、土方さん!あ、そうだ。これ、お釣です。
ありがとうございました!」
「ああ。…って、そっちじゃねぇだろ!!
…芹沢の手癖の悪さを知らねぇ訳じゃねぇだろ!?」
「…知ってます。怒りっぽいって所も…。
断ったら、どうなるか分んないですし…。
それに、お酒が入っていない分、幾らかマシかと思いまして」
「そっちじゃなくてなぁ…」
土方さんは、頭をガリガリと掻いた。
「大丈夫ですよ。
何かあったら、すぐに逃げて来ます」
うちは、芹沢さんの部屋に向かった。
心配そうにしている、土方さんと沖田さんと斎藤さんを残して…。
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