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「…んぁ…えっと…祐美ちゃん…らっけ…?」
藤堂さんは、ぽー…っとした表情で訊いてきた。
かなり可愛い…//
「藤堂さん、呂律が回ってないですよ…立てますか?」
うちは藤堂さんの脇に腕を回し、藤堂さんを立たせた。
「ごめんね~…」
「さ、行きますよ。布団敷いてありますから」
「くー…」
「寝てるし…」
仕方なく、引きずるような体勢で部屋まで連れて行った。
次は沖田さんにした。
そういえば沖田さん…一升…丸ごと一気飲みしてたっけ…。
それでピンピンしてたって事は、お酒、相当強いんだなぁ…。
「沖田さ~ん」
「…あれ…?祐美さん?」
すんなり起きてくれた。
なんて楽なんだろう!
「こんな所で寝てたら、風邪ひきますよ?布団、部屋に敷いてありますから、そこで寝て下さい」
「はい。ありがとうございます」
沖田さんは、しっかりとした足取りで、部屋に向かった。
最後は、土方さんだ…。
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