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「・・・あ、あの、なんて「聞こえなかった?早く平伏せろ、そして舐めろ」・・・はあ・・・」
とりあえずクウは平伏せた、言われたとおりに
唐突に女王に言われた一言、『舐めろ』
一体、何を舐めろと言うのだろうか
「・・・女王様、何を、舐めればいいのでしょうか」
恐る恐るクウが尋ねると、女王は軽くフン、と鼻で笑い、言葉を放った
「さあ?好きなものを舐めろ」
・・・選択肢、数ありすぎ
女王はニヤニヤと笑いながらクウを見下し、何かを試すかのような態度を取る
(・・・何を、舐めれば・・・って、なんで舐めないといけないんだ!?)
何を舐めるか考えている途中、クウは根本的な問題を思い出した
何故、自分が舐めないといけないのか
イマイチ舐めるという行動に意味があるとは思えないクウは首を捻らせ考えるが、特に思い付かない
「・・・女王様、何故僕が舐めないといけないのですか?」
クウが尋ねると、女王はケタケタと笑い、笑い終わると同時に言う
「なんでって・・・お前は私の召し使い、理由なんて無い、ただ従えばいいだけだろ?」
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