オマケ①

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数日後 「ねぇ何してるの?」 うろうろとする幾也くんに声をかける。 「…うん…」 答えに詰まっているようなので、何も言わずに様子を見ていた。 「あっ、あの…」 「なぁに?」 「み、耳掻き…」 『プハッ』 思わず笑ってしまった。 幾也くんは真っ赤になっている。 「うん、分かった。耳掻きしよっか。」 あまりの可愛さと甘えてくれる嬉しさに、思わず頭を撫でた。
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