白雪

3/79
前へ
/294ページ
次へ
. 「山口さん、帰っていいよ。」 冊子を数え終わった先生が言う。 「はい。お疲れ様です。」 「お疲れさーん。」 私を見ること無く、片手間に話す先生の後ろ姿に軽く会釈し、さっさとドアに向かった。 「それじゃあ、失礼します。」 ドアに手を掛ける。 .
/294ページ

最初のコメントを投稿しよう!

385人が本棚に入れています
本棚に追加