9人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
数週間前、私達はエイリア学園を倒した。
世界には平和がおとずれ、その時はただ嬉しかった。
だが私は気付いていなかった。
それが仲間達の"別れ"を意味することを………………
今、私は鉄塔前の道を歩いている。明日は元々雷門中ではない人が帰っていく日だ。
本当はもっと一緒にいたかった。
特に綱海とは。
なぜかは分からない。だけど一緒にいたかった。
なんでだろう……………
そんなことを考えていると、いつの間にか鉄塔についていた。
私はここから見る夕日が好き。
今日来たのはこの心を落ち着けたかったから。
だけどそこにはもう人がいた。
あれは………………
「綱海!」
最初のコメントを投稿しよう!