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新緑の目が雪代から力強く抜きん出ようするこの頃いかがお過ごしでしょうか
先ずは結婚おめでとう
願えば叶うもので いつも一生懸命で…優しくて…力強い いい女が なんで苦労するのか…
初詣でも、ろくに手を合わせない俺が幸せになって欲しいと
神さんに真剣にねがいました。
ただ幸せにするのが俺ではなかっただけ
高瀬から結婚すると聴いて筆を取った次第です。
伊藤君には今では感謝しています。
彼はいつか俺に笑いながら汚い手でしょ?と尋ねた事がありました
伊藤君の手はお世話にも綺麗とはいえないけれど…
優しくて…頑固で…それでいて純粋で…不器用だけど思いやりがある手は隠す事なく自慢出来る素晴らしい手です。
二人には
何が大切で
何が大事で
上手くやる事だけが全てでは無く
気持ちとは何なのか教えられた気がします。
これから二人は、支え合い、幸せな日々を送り、時には傷つけたり、解り合えず地図が裏返ってしまうような時もあるけど…
それでも一年に一回少しだけお互いを感謝する日があって
子供が出来きて
自分達の失敗やなしえなかった事
成功した事を伝え
それでも何だかんだ苦労があり
その子供達が結婚し
孫を連れて来て
結局最後には出逢った頃のように二人切りになり
お互いシワクチャな顔見合わせて
笑いながら老けたね
なんて言って
お互い一緒の歩んできて良かった
そんな人生を送ってくれる事を願っています。
二人が幸せでありますよう…
それが思っている以上に永遠でありますように…
敬具
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