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ドキドキしながらも会話をし、学校の門をくぐり下駄箱でスリッパに履き替え教室に入った…
何故か教室にいる男子がオレの方に注目…
A「えっまさかアイツ下田さんと……?」
B「有り得ねえだろ、あんな奴が下田さんと付き合えるわけない。」
A「だよなあ!」
オレの悪口らしき会話がオレの耳に入ってくる…
「あんな奴で悪かったな…」
と小さい声で呟く…
席に着き先生が出席を取り終わり…裕也ゎホントに風邪を引いてたらしい…。
授業が始まり…ボケ~っとしながらも4限目始まる前の休み時間…
「現代文かあ…」
現代文ゎ嫌いな教科のひとつ…
小さい文字ズラっと並んだ…文字読むのゎ苦手だ…寝るかな…
そおいい4限目が始まりオレゎ机に伏せ寝る体制に入った…
誰かが発表している声を聞き眠くなっていた…
「………うと…くん?」
「ん?」
「…ゅうとくん?」
オレの名前を呼んでいる…?
「龍登くん?」
呼ばれているのゎやはりオレだった
「何ですか?」
と先生に問う…
「次の文を読んで下さい」
先生がオレに言う…
「次の文…?」
今思えば教科書も開いておらずノートもとっていない…
「龍登くん?早くして下さい?」
必死でページ数を探す俺…周りを見渡すが…さすがにページ数が見えない…
「分からないんですか…?
先生からの最終警告………ヤバいもう終わりだ…素直に分からないと言おうとした瞬間…
「…P12の……5行目…」
誰かの声がする…それゎ下田さんだった…
急いでページを開き…読んだ…
ありがとうとサインを送り…
下田さんがウィンクをしてくれた…
4限目が終わり昼休みになった。
あぁ~…欠伸をして…弁当を食べようとする。ん?いつ弁当をもらったって?細かい事ゎ気にしな~い♪
裕也がいないので一人で弁当を食べる事に…
「西連寺くん一緒に食べよう?」
と下田さんが言ってきた。
周りの奴らが冷たい目線でオレを睨み付けてきた…
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