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クスクスと笑いながらオレの方を見る結衣。彼女もほんのり顔が赤くなっていた…
「おお!龍登の前ぢゃん!やったね!」
机に伏せているのにもかかわらず話しかけてくる裕也。
「そりゃよかったな」
オレゎいいと思わないがな…心の中で呟いていた。
「結衣!?」
近くから声がする…この声ゎ…
「あっ千尋ちゃん?!」
驚いた顔で言う結衣。そう……結衣の席の前ゎ佐々木さんだった。
「よかったあ近くに知ってる人いなかったら心細いなあって思ってまして…」
と結衣に言う。
心細い?前の席の時結衣から席が離れていたのに?不思議に思ったが…。
「西連寺くん!席どこだった~?」
それゎ昔から仲が良い由紀の姿。
「今座ってるいるところがそうだけど?」
オレゎ言う。今座ってるんだから他の席以外ありえないと思っていた…どうやら彼女ゎ少し天然らしい…
「そっかあ…ぢゃちょっと離れてるね…私ゎあそこなんだあ…」
彼女が指を指した場所ゎ…裕也の斜め前の席。
「そうでもなくないか?」
疑問に思いながらもオレゎ言った。周りがザワザワとしはじめ授業のチャイムがなる。
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