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「まあ~な…」
結衣に言葉を返す。
「そっかあ♪りゅぅって優しいんだね!」
微笑んでオレに言ってきた。……オレゎこうやって人に良い事を言われて、なんて返事をしたらいいのかよくわからなかった…。ちょっと顔を赤くなっていた事ゎ結衣に気付かれておりクスクスと笑っていた。そんな雑談をしながらも結衣を家まで送り自分の家に向かった…。
「ただいまあ」
久しぶりにただいまと言った気がする。
「おかえりなさい。最近遅いぢゃない?どこかに寄り道でもしてるの?」
と鋭い母親からの言葉。
「どこも寄ってねえよ。普通に裕也と帰って…」
「あら?さっき夕刊の新聞を取った時裕也くん一人で帰ってたけど?」
あっ…やってしまった…ヤバい…この状況ゎ…どうやって切り抜ければ…頭の中がグルグルと回り……
「まあいいわ♪夕飯できてるから早く上がりなさい♪」
笑いながらリビングに行く母…
「まさか…バレた…?」
その後夕飯を済ませ風呂に入り自分の部屋へと向かった。
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