妖魔滅却の忍。

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■■■■■ 「はぁー今日も疲れたなぁー」 人気の無い暗がりで、少女がそんな言葉をもらす。 少女は最近友達に指摘されていた、独り言に気付き、誰も居ないのに、はっと口を押さえると共に、独り言が増えるのも無理もないと誰にでもなく八つ当たりをする。 確かにその通りなのだ。 少女は一応学級委員長という立場にはなっているが、あまりに少女の仕事っぷりが良すぎて、学校側は少女が今年から大学の受験生だということを承知で、影の生徒会長をやってくれないかと(勿論それは二年からの引き続きで)頼んだところ、人の良い少女が断れるわけもく、受け入れる他なかった。
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