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……ん…?…朝…?なんだ、昨日のお月様落下事件は……あれか、攻めだの受けだの言ってたらお月様が怒ったとかあれか。 まじないわ~もう一回寝よ。 なんてふてくされてた瑛を起こすようにゆさゆさと体を揺らす手。 「……お兄ちゃん…朝…起きて……体見て……」 「なんだよ、葵…今までそんな呼び方したこと…つか何故兄……って……あ?」 何かがおかしい。 いつもの自分じゃない。 段々とはっきりした意識、…ガバッと起き上がった目線の先には鏡があって……。
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