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集会所に入るとカウンターに向かい受付嬢の所に真っ直ぐに向かう
『ギルドマネージャーはいるか?』
『はい…それが何か?』
『ギルドマネージャーを呼んでくれ。白夜が来たと言えばわかる…』
ガタッ
白夜という名を出した瞬間に周りにいたハンター達が驚く
『あれが…』
『俺らとあんまり変わらんな』
『あの噂は嘘じゃねぇのか?』
数人の男達の声が聞こえるがキョウイチにはどうでもよかった
『いま確認してきます』
受付嬢は後ろに下がり、マネージャーに会いに行く
それと同時に何人かのハンターが近づいてきた
『お前が白夜か?』
フルフルS装備の男にキョウイチは軽くあしらう
『だったらなんだ?いま忙しいから構ってる暇なんかない』
『なに!?テメェ通り名があるからって調子にのってんじゃ…がはっ!?』
フルフルS装備の男はキョウイチを掴む前に吹っ飛んだ
『邪魔』
銀髪の女性が間に入ってきた
彼女の拳をくらった男は地面で気を失っている
気絶したフルフルS装備男を気にせず女性は受付嬢にクエストの受注をし出掛けていった
『くそアマっ…待ちやがれ!!』
ゲリョス装備の男がとっさに捕まえようとしたが…手をのばした先にいた人は違っていた
ヒーラーUを着ていた女性は極上の笑顔で男を見る
『フッ…フブキさん!!いやこれはその』
『誰が…くそアマだって!!このカスが!!』
持っている老山龍砲・極が男たちへと銃口が向き拡散弾レベル3が火を吹く
『ぎゃあ!!』
『ひぃぃぃ』
吹っ飛んだ男達は無残に倒れている
『次にそんな事言ったら生かさないからな』
鋭い目をしながら去っていくフブキ
彼女の物語はまた別の話となる
自分は何もしてないが周りの光景に呆れたキョウイチにギルドマネージャーが声をかける
『もう着いたのね~』
少しおっとりしたギルドマネージャーだがキョウイチとは顔見知りだった
『マヤ…前にも言ったハズだ。俺は予定よりも早く着くようにしてると。』
『そうだったわね~』
笑いながら答えたギルドマネージャーことマヤ
『さっそくだが狩りに行かせてもらうからな。』
『構わないわよ~』
ふとクエストボードを見ながらキョウイチは先ほどの銀髪の女性が気になり、受付嬢に話しかける
『なあ、さっきの女性は何を狩りに行ったんだ?』
『確かドドブランゴの二頭狩りに…』
『あいよ…ならこれで』
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