第4話 七色尾羽根求めて

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一方のマリアは目を輝かせてシャルを見ていた 『まあアンタらには前にも借りがあるしな…』 キョウイチもシャルと一緒の気持ちだ 『フブキ、これなら文句はないだろう』 『むっ…』 『フブキ姉さんの秘密ばらすよ』 『だぁ!!行きます!!行かせて下さい!』 シャルの先手にマリアがさらに追い打ちをかける さすがにフブキの態度が変わったのを見たキョウイチとシャルは笑っていた ヒプノックを狩りに行くのは4人となり手続きを済ませると、すぐに出発 ちなみにキョウイチはHR4なのだがギルドから特別にG級の狩猟ができるよう許可を経ている 竜車に乗って移動する4人のハンター 『そういえば俺は樹海初めてだな…』 今までの自分の狩り場を振り返り、呟くキョウイチ 『アカムトルムなんか狩るくせに意外だな』 フブキは目の前のキョウイチにそう言った 『俺は古龍退治が多いから樹海とは無縁なんだよ』 『なるほどな』 キョウイチの言葉に納得するシャル 『フブキ姉さんも色々狩ってるよね』 『そうだな…つい最近はウカムルパスを狩った』 『崩竜をか?』 驚きを隠せないキョウイチ
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