第4話 七色尾羽根求めて

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崩竜…ウカムルパス 雪山の奥で出現したモンスター 大きさはキョウイチが狩ったアカムトルムとほぼ同じくらいだ ウカムルパス討伐を成功したハンターは少なく、帰ってこない者も多い フブキは数少ない成功者だった その成功者ゆえにキョウイチはフブキへの考え方を改める 『アンタって口ばっかりじゃなかったんだな』 『フン…お前の口からそんな言葉が出るとはな』 キョウイチの言葉に軽く笑いながら答えるフブキ そんな4人で乗っている竜車は止まり、アイルーが話をかける 『旦那さん方、着いたにゃよ』 『もう着いたのか?』 『そんな長く話をしてたか…』 竜車から降りながらキョウイチとシャルは呟く その後に続き、フブキとマリアも降りた 目の前に広がる樹海 キョウイチにとっては初めての狩り場 木や草などは太古のものを思わせるほどの形 『1人で来たら迷いそうだな』 『私がいるのだから、それはないだろ?』 樹海を見た感想を呟いたキョウイチにシャルはすぐ答えた 『ずいぶんと仲がよろしいことで…』 『私のシャル姉さんを…私のシャル姉さんを…』
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