第4話 七色尾羽根求めて

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自分の力のなさに落胆するキョウイチ そんな彼の傍にきて話しかけるフブキ 『アンタは古龍とかを狩れる程凄いかも知れないけど、初めての敵に対しては対応ができてないね』 『グッ…』 『フブキ!キョウイチはそれでも』 『シャルは黙って!…本気で誰かを守りたいなら、死ぬまで狩りをしてみろ』 『死ぬまで…』 『あのナルガ…そのうちクエスト来るだろうから1人で狩ってみなよ』 帰り支度をしながらキョウイチへと話すフブキ キョウイチは何かを決心したかのように拳を握りしめた 『フブキ…俺にナルガの狩り方を教えてくれ』 『音と光…ヒントはそれだけだ』 『属性は?』 マリアが続けて聞いてくる問いかけにも答えた 『火と雷に決まってるって何回言えば……今の聞かなかった事にして』 苦笑しながらキョウイチへふりむくフブキ 『すまん…恩にきる』 『気にしない気にしない♪』 マリアは笑顔でキョウイチへと返事をした 『私は…』 『シャルは家でお留守番…意味がないだろ?』 フブキはシャルの肩をつかみ、キョウイチへ向かおうとするのを止めた
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