24人が本棚に入れています
本棚に追加
自分の力のなさに落胆するキョウイチ
そんな彼の傍にきて話しかけるフブキ
『アンタは古龍とかを狩れる程凄いかも知れないけど、初めての敵に対しては対応ができてないね』
『グッ…』
『フブキ!キョウイチはそれでも』
『シャルは黙って!…本気で誰かを守りたいなら、死ぬまで狩りをしてみろ』
『死ぬまで…』
『あのナルガ…そのうちクエスト来るだろうから1人で狩ってみなよ』
帰り支度をしながらキョウイチへと話すフブキ
キョウイチは何かを決心したかのように拳を握りしめた
『フブキ…俺にナルガの狩り方を教えてくれ』
『音と光…ヒントはそれだけだ』
『属性は?』
マリアが続けて聞いてくる問いかけにも答えた
『火と雷に決まってるって何回言えば……今の聞かなかった事にして』
苦笑しながらキョウイチへふりむくフブキ
『すまん…恩にきる』
『気にしない気にしない♪』
マリアは笑顔でキョウイチへと返事をした
『私は…』
『シャルは家でお留守番…意味がないだろ?』
フブキはシャルの肩をつかみ、キョウイチへ向かおうとするのを止めた
最初のコメントを投稿しよう!